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Master Fishcamp

The man....

更新日:2021年8月31日

夏の盛りに山岳渓流を野生な虹鱒を探す釣り旅。

8年ほども前に、本州からとある男性をガイドをしたときの模様は、

当時、連載を持っていたFlyFisher誌に掲載しました。

男の夏旅。

そんなタイトルだったと思います。


強い日差しと気温水温の上がった渓流では

水生昆虫の羽化は少なく、マスの餌となるのは

水面に落下した陸生昆虫となります。

一口に陸生昆虫と言っても、大きさ形は『千差万別』。

これが釣り人に有利に働くと考えられます。

つまり、マスのフライへの選択は幅が広がるわけです。

ただ、どんなフライでも反応するわけではありません。

そのアタリの詳細は、近々、紙面上で…。



北海道とはいえ、どこでもいつでも、大物のニジマスが食いつてくるわけではありません。

この旅では、出来ればビッグドライで60アップの要望だったので、

3日間で何本かの足場の悪い川を遡行しました。

で、ついに…。




ガイドが先にあきらめ気分で、もう、先へ行きましょうと言おうとした矢先に、そのポイントの意外な場所から、ガバッとフライをくわえる大物が現れました。ニジマスの川、ビッグドライの釣りでは、流し方でちょっとしたコツがあります。ここでは丁寧な説明のないゲストでしたが、まさにそれを実践されていました。もしかすると、釣り人の執念だったかもしれませんが・・・。


65だったか63だったかよく覚えていませんが、とにかく巨体で激走と激しいジャンプを繰り返す、野生化したニジマスでした。釣り人は戸沢求さん。湖でもそうですが、著名人の中でもまぁ、ほんとにあきれるくらい大物を釣る人でした。大柄な体躯に似合わず?とても繊細な釣りをする方です。ポイントでのフライの流し方も丁寧。これはとても参考になることもかもしれませねんね。

懐かしいガイド体験でした。また近々・・・。







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